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元利均等返済と元金均等返済の違い(H20.5.3)

今回は、元利均等返済・元金均等返済の違いをみていきますね。



 「元利均等返済・元金均等返済って何やねん?」


  住宅ローンの返済方法には、上記の2種類があるんですね。

 
 で、「どうちゃうねん?」という人。


 一見、難しそうな名前ですが、意味は、読んで字の如くです。


 元利均等返済とは、元金・利息とも合わせて毎月均等に返済して


 いく方法で、元金均等返済とは、元金を毎月均等に分割し、その


 元金残高により計算した利息を加えて返済していく方法です。




 では、具体的に数字を出して見てみましょう。


 借入額3000万円 35年返済  長期固定金利3.2%



 皆さんに質問です!


 元利均等返済・元金均等返済のどっちが、総支払い額が少ない


 と思いますか?

  


 自分なりにどっちが少なくて、かつどれぐらい違うか頭に数字が


 浮かんでますか?



 では、検証・・・



 まず、元利均等返済で住宅ローンを組んだ場合


 総返済額は、約4990万円


 利息支払いが、1990万円ですね。



 次に、元金均等返済で住宅ローンを組んだ場合


 総返済額は、約4680万円です。


 利息支払いが、1680万円ですね。



 元金均等返済のほうが、300万円程お得ですね!



 皆さんが想像した結果と比べてどうですか?




 現実には、元利均等返済で住宅ローンを組んでいる人が


 ほとんどです。なぜあえて総返済額が多い返済方法を選ぶ


 のでしょうか?




 下記2つの理由が考えられますね。


 1、元金均等返済の存在を知らない人が多い。かつ、取り扱っている


   金融機関が少ない。



   金融機関からすると、皆さんが支払う利息が儲けになりますので、


   こちらから聞かないと、元金均等返済の存在を説明しないところも


   あるようです。



 2、当初の返済額について、元利均等返済より元金均等返済のほうが


   負担が大きい。

   
   具体的には、先の例で言うと・・・


   元利均等返済では、毎月118,830円でずっと同じ。


   元金均等返済では、当初151,668円 最終 71,618円


   少しずつ利息が少なくなるので、毎月返済額も減少していきます。



   やはり当初の負担が、かなり大きいですね。



 結論


 どちらを選んだほうがいいかは、各家庭の事情により異なります。


 例えば・・・ DINKSの人。


 ダブルインカムノーキッズの略で、共働きで子供のいない家庭。


 当初の返済負担に耐えることが比較的出来ると思われるので、元金


 均等返済を選んだほうが、利息支払いが減っていいかもしれませんね。

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