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2世帯住宅の住宅ローンの考え方と注意点(H26.10.19)

2世帯住宅を考えた場合、玄関・浴室・トイレ・キッチン等の設備が2つい

ることになりますので、建築費が多額になるケースが多いです。子ども世代

が多くの資金を捻出できる場合は少ないと思いますので、住宅ローンの組み

方を慎重に検討する必要があります。どのように住宅ローンを組めば安心で

きるのでしょうか?検討に値するのは、①親子リレー返済と②親子ペアロー

ンになります。


≪ ①親子リレー返済 ≫

 親子リレー返済とは、親が単独で住宅ローンを借り入れ、その後に子が引

き継いでいく住宅ローンになりますので、返済期間を長くしたい場合に検討

できます。親の年齢や年収を考えると、多額の住宅ローンを長期間で組むこ

とは難しいですが、子どもが引き継ぐ前提であれば可能になります。ただ

し、親が退職した場合は住宅ローン返済が厳しくなりますので、生活費の負

担をどのように協力するか等話し合うことが大切です。


≪ ②親子ペアローン ≫

 親子ペアローンとは、親子それぞれがローンを組み返済する住宅ローンに

なりますので、借入金額を多くしたい場合に検討できます。お互いの借入額

や返済額が明確になりますし、親子それぞれが住宅ローン控除を受けられる

というメリットがあります。返済期間は親子それぞれで決めることができま

すので、例えば、親は年齢を考えて10年間、子は毎月の返済額を抑えるた

め35年間等臨機応変に対応することができます。


≪ 2世帯住宅の注意点 ≫

 一戸建て住宅に比べ2世帯住宅は、必要な設備が2つありますし壁や屋根

も大きいので、修繕費が多めにかかります。年金生活に入った親に多くの負

担を強いることは難しいですので、新築時から少しずつ修繕費を積立して準

備する等の対策が必要です。

また、将来的に親が2人とも亡くなったときに、親世代が住んでいた住宅部

分をどうするのか?も考えて家を建てるようにしましょう。一部改装して賃

貸住宅にする選択肢も頭に入れておくといざという時に慌てなくて良さそう

です。
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