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大阪駅名の謎 4 堺駅

現在、「堺」という名前がつく駅が3つあります。一番古いのが南海本線の「堺駅」で、明治22年阪堺鉄道の路線延長によって開業しました。次に古いのが南海高野線の「堺東駅」で明治31年に開業、そして阪和線の「堺市駅」は大正11年にできています。

堺市は人口約84万人で、大阪府では大阪市に次いで2番目に大きな都市になっています。また、平成18年に日本で12番目の政令指定都市に移行しました。

「堺」という地名は、既に平安時代に見られる古いものになりますが、その由来は実に単純で、この地が摂津国・河内国・和泉国の「さかい」にあったというところからついたと言われています。

「堺」という漢字を分解すると、土偏はもちろん「土地」を意味し、「介」は「人が左右に分かれる」ことを意味していています。また、「介」の上に田んぼの「田」がついています。つまり、これは人が住む土地の分岐点、「さかい」ということを意味します。

それでは、三国の堺とはどこだったのでしょう?
「大小路」という道路を挟んで摂津国と和泉国が向かい合う街が形成されていて、今は大小路の片隅に記念碑が建てられています。「堺東駅」から「堺駅」までまっすぐつながる道路が「大小路」になります。

「堺」という地名は珍しく「一字」になっていますが、ほとんど例外なく他の地名は漢字「二文字」になっています。古代において朝廷が「二字佳字」政策を徹底したにも関わらずです。この堺の地は、三国のさかいであり、大和に向かう重要な拠点であったことから政治的関係で例外が認められたのかもしれません。
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