大阪生まれ大阪育ちの「大阪発祥企業」をご紹介します。

まずは、世界に名だたる一流企業を創業が古い順で見てみましょう。
明治12年設立　朝日新聞社
明治22年開業　日本生命保険
明治32年創業　サントリー
大正 7年創業　パナソニック
大正14年設立　野村証券

次に、業界別に見てみましょう。

（建設業界）
スーパーゼネコンとして大林組や竹中工務店、そして準大手の淺沼組、奥村組、鴻池組、銭高組など、大阪の近代建築を担った企業も多いです。

（製薬業界）
武田薬品工業、塩野義製薬、大日本製薬・住友製薬（現大日本住友製薬）、田辺製薬（現田辺三菱製薬）、藤沢薬品工業（現アステラス製薬）、小野薬品工業、参天製薬、小林製薬など、薬の町として知られる道修町で創設された企業が並びます。

（食品業界）
インスタントラーメンの日清食品、お菓子とおもちゃを初めて一緒に一つの商品として発売した江崎グリコ、世界で初めて市販レトルトカレーを開発した大塚食品、カレーのトップメーカーのハウス食品など、何十年経っても愛される商品を提供しています。

さらに、大阪で最初に店を開いた企業をご紹介しましょう。

スーパーマーケットのイズミヤは、大正10年、現在も本社を構える西成区花園町に「いずみや呉服店」として創業しました。スーパーマーケットの代名詞として成長したダイエーは、昭和32年に旭区の千林商店街で「主婦の友・ダイエー薬局」として事業を始めました。

日本の回転寿司の始まりは元禄寿司で、昭和33年に東大阪市で「廻る元禄寿司」一号店をオープンしました。アイデアはビール工場のコンベアから生まれたそうです。

大阪発祥企業の今後の発展が楽しみです。