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公的年金支給額減額(H25.8.23)

皆さん、こんにちは!

 さて、今回は、「公的年金支給額減額」について

 一緒に見ていきましょう。


 平成25年10月から公的年金の支給額が減額

 されます。

 「そんなん聞いてない!」という方も多いかもしれ

 ませんが、そもそも、今回の「減額」は純粋な意味での

 減額ではありません。


 どういう意味かと言いますと・・・

 
 公的年金は、支給額の実質的価値を維持するため、

 消費者物価指数の上昇・下落に応じて支給額を

 変える「物価スライド」が行われています。


 例えば、物価1%下落↓=年金支給額1%減額↓


 ですので、仕組み上、物価が下がれば公的年金の支給額を

 下げるのも仕方がないですよね。


 ところが、過去、物価が下落しているにもかかわらず、

 支給額が引き下げられなかったことがありました。

 
 理由:建前⇒当時は、景気が悪化していたため

     本音⇒年金支給額を下げると高齢者の反発を買い

         選挙に負けてしまう可能性があるため


 理由はどうあれ過去引き下げないといけなかった分を

 平成25年10月から減額していくことになります。


 具体的には、平成25年10月~1.0%引下げ
 
         平成26年 4月~1.0%引き下げ

         平成27年 4月~0.5%引き下げ


 本来の水準に戻すため、支給し過ぎになっている2.5%分を

 上記のスケジュールで減額していきます。

 
 また、今後は「物価スライド制」から「マクロ経済スライド制」に

 移行することが決まっています。


 具体的には、物価が1%上昇しても年金支給額は0.1%しか

 増えない等支給額が抑制されるようになります。


 少子化による現役世代の減少、年金世代の増加及び

 平均寿命の伸びを考えて、支給額を調整しようという

 考え方から導入されました。


 現在の公的年金制度がずっと続くと思っている方は少ない

 でしょう。継ぎ接ぎ継ぎ接ぎの連続で複座な公的年度制度、

 そろそろ本気で抜本的に見直す必要がありそうですね。
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