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住宅ローンの新しい!?考え方後編(H20.6.23)

「住宅ローンの新しい!?考え方」後編


住宅ローンの繰上げ返済は、期間短縮型がお得!

と聞いたことがある人は多いと思います。


ほんまにそうですか?


・・・

・・・

・・・


(あっ、その前に・・・

住宅ローンの繰上げ返済の方法には2通りあるんですね。

期間短縮型と返済額軽減型です。)


はい。時間切れ~



それでは一緒に検証していきましょう。



前提  借入額3000万円 金利3%の長期固定

     利息 18,491,124円  毎月返済額 115,455円

     3年後に300万円を繰上げ返済します。



1、期間短縮型

 
   利息軽減効果  423万円   期間短縮  62ヶ月



2、返済額軽減型

  
   利息軽減効果  168万円   期間短縮   なし

   毎月の返済額  103,311円
         
   
おそらく、期間短縮型のほうがお得!という人は、上記の利息軽減効果を

比較して判断しているのだと思います。

勿論この比較が間違っていると言ってるのではありませんので

あしからず。。。


では、ここから本題です。「考え方」の一つをお話しますね。




返済額軽減型で、毎月の返済額は、なんぼ減りましたか?

・・・

・・・

・・・


そう。115,455-103,311円=12,144円ですね。


この浮いた金額(約12,000円)を毎月積立投資をしたとしましょう!


住宅ローンは後32年ありますね。

運用率は4%で計算すると・・・

32年後には、どれぐらいになってるかというと・・・


何と! 935万円です。


元本460万円(12,000円×12ヶ月×32年)ですから、


475万円のお得ですね。



次に、期間短縮型を選んだ場合、約5年返済期間が短くなります


ので、5年間運用することが出来ますね。


そうすると・・・


今まで毎月支払っていた約11.5万円を5年間4%で運用すると・・・


765万円になります。


元本690万円(11.5万円×12ヶ月×5年)ですから、


75万円のお得ですね。



まとめると。。。


期間短縮型のお得度= 利息軽減効果423万円+運用成果75万円

             = 498万円


返済額軽減型のお得度=利息軽減効果168万円+運用成果475万円

              =643万円
 


こんな結果が出ましたが、皆さんは、どのように感じましたか?


・・・

・・・

・・・



4%運用がそんなに難しくないということは、FPコラム資産運用編でもお伝え

していますし、充分可能な期待リターンです。



住宅ローンの繰上げ返済を考える場合、短期的な利息軽減効果を見るのも

いいですが、長い目で見た場合どうなのか?という違う視点も持って

欲しいという気持ちから、今回、繰上げ返済効果のことを書いてみました。



何でもそうですが、「皆がやってるから」とか「大手の金融機関だから」

とか「薦められたから」と鵜呑みにするのではなく、皆さんには、

ご自身で考えて欲しいんです。




皆さんの人生がバラ色になるように、少しでもお手伝いが出来たらいいなと

思っています!  
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