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知らないと損する年金のお話し(H22.1.10)

① 年金は何歳からもらえるの?        
  

 国の年金は、基本的に65歳になってから受け取るものですが、

60歳から受け取ることも70歳から受け取ることも出来ます。

自分自身で選択することが出来るんですね。


 さらに、この10年の差で毎月受け取る年金額はなんと!72%も

変わってきます。当然ですが、早い段階から年金を受け取れば毎月

の年金額は減少(月0.5%)し、受け取りを遅らせれば毎月の年金額は

増額(月0.7%)します。



受取開始年齢  毎月の年金増減
  60歳      -30%
  61歳      -24%
  62歳      -18%
  63歳      -12%
  64歳      - 6%
  65歳         0%


受取開始年齢  毎月の年金増減
  65歳        0%
  66歳     +8.4%
  67歳    +16.8%
  68歳    +25.2%
  69歳    +33.6%
  70歳    +42.0%
  
 
 早く亡くなれば60歳からもらったほうが良かったということに

なりますし、長生きすれば70歳からもらったほうがお得という

ことになりますが、何歳で亡くなるかは誰にもわかりません。


ちなみに損益分岐点?は約80歳と言われています。

何歳から年金を受け取ることにするのか?は、ライフプラン=

人生設計上重要な問題ですので、平均寿命や家計の状況等を

考慮し慎重に選択することが大切です。



② 年金保険料は支払わなくていいの? 



「年金は支払っても自分たちはもらえそうにないので、支払わないほうが

得ですよね?」という質問を受けることがあります。そもそも日本の年金

制度は、自分が老後に受け取るために積立しているものではなく、

現役世代が年金世代を支えるという「世代間扶養方式」になっています。


また、年金というと老後に自分が受け取る年金(老齢年金)に目がいきがち

ですが、自分が亡くなったときに残された家族がもらえる年金(遺族年金)や、

自分が障害状態になったときにもらえる年金(障害年金)の機能にも注目する

必要があります。


さらに、2009年度から若者の負担を減らすため、高齢者に支払われる年金

の半分は、税金で賄うことになりました。


正しい金融知識を広めなければ、間違った行動をしてしまう若者が増加して

しまいますので、高校での金銭教育普及に力を入れたいと思っています。
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