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分配金利回りに惑わされてはいけない(H26.7.30)

投資信託への投資を考えた場合、商品ごとの分配金利回りを比較する方

をみかけますが、分配金利回りとトータルリターンは別物ですので、惑

わされないようにしてください。

(例)

・分配金利回りが高いAファンド

 基準価額5,000円、毎月分配金100円を1年間継続

 分配金利回り=(100円×12か月)÷5,000円=24%


・分配金利回りが低いBファンド

 基準価額10,000円 毎月分配金50円を1年間継続

 分配金利回り=(50円×12か月)÷10,000円=6%

 
 Aファンドの利回りはすごく高く見えますが・・・

 トータルリターン(分配金と基準価額の動きを合わせた損益合計)で
 
 比較してみましょう。

 
 ・Aファンド

  1年前の基準価額が6,000円だとすると、基準価額は1,000円値下が
  
  りしています。分配金に基準価額の値下がりを加味した年間のトー
  
  タルリターンは(分配金1,200円-基準価額値下がり分1,000円)÷1
 
  年前の基準価額6,000円=3.3%になります。


 ・Bファンド

  1年前の基準価額が9,000円だとすると、基準価額は1,000円値上が
  
  りしています。分配金に基準価額の値上がりを加味した年間のトー
  
  タルリターンは(分配金600円+基準価額値上がり分1,000円)÷1
 
  年前の基準価額9,000円=17.8%になります。


  分配金利回りが高いファンド=良いファンドではありませんし、分

  配金が高い=高い投資成果でもありません。運用実績はトータルリ

  ターンで判断するようにしましょう!


  *日本では毎月分配型ファンドが人気ですが、そもそも分配金が出

   るファンド特性を理解することが最初かもしれませんね。



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